2014年07月03日

【ネグラーノ】2−7トリプルドロー攻略【SuperSystem2】

勝ったと思った時、そいつはすでに敗北しているっ!!
どうも拙者にござる。

以前にもトリプルドローの戦略記事をアップした事があったでござるが、
肝心なやつを忘れていたでござる。

それはあの「おしゃべりポーカー激強おじさん」こと、
ダニエル・ネグラーノがスーパーシステム2で書いていた
トリプルドローの戦略でござる。

トリプルドローの数学的検証を行う前に、基本中の基本として
やっぱり読んでおくべきだと思い、ついでなのでその翻訳を
アップしたでござる。

ちょっと長いので何回かに分けるでござるが、
一気に読みたいかたはこちらからPDFをダウンロードして欲しいでござる。
ラスベガスにて.pdf
なお翻訳に間違いがあっても、切腹はしないので悪しからず。
(指摘は随時受け付けますでござる)

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<スターティングハンドとプレドローでのプレイ>

トリプルドローで一番大切な事は、2を持たずに参加してはいけないと言う事です。
2は他のカードよりも重要なカードです。
2-7TDの最終的な目標は7ハイを作る事です。
全ての7ハイには2が含まれており、2が必要なのです。
23457
23467
23567
24567

パットハンド
パット7はどんなものであれ、モンスターハンドです。
パット8もかなり良い部類です。
パット7や8の場合スロープレイは必要ありません。常にレイズして行きます。
しかし9パットはプレイするのは難しいです。
もしマルチウェイポットで98764の場合はマックした方が良いでしょう。
しかし97432などの場合は、9をチェンジして7ハイを引きに行きます。

1枚ドロー
全ての7ハイドローはプレイ出来ます。
ただし4567の形だけは別です。
アウツが2だけしかなく、マルチウェイポットでは恐らく2はデックにもう残ってはいないでしょう。
それ以外では出来る限り相手とヘッズアップとなるようにレイズします。
もちろん2347などの形ならマルチウェイでも大歓迎なのですが、
ハンドの強さを悟られない様に、1枚ドローなら常にレイズ・リレイズします。
7ハイドローではポジションに関わらずアグレッシブにプレイします。
もしストレートドローの形(2345、2346、2356、2456)でもプレイすると決めたなら
同じ様にアグレッシブにプレイするべきです。
7が引ければ良し、8を引いても十分に戦えるポテンシャルを持っています。
8ハイの1枚ドローはストレートにならない時だけプレイ出来ます。
ただし、相手が一人だけの時か又はブラインドスチールやブラインドを守る時だけにしておいた方が良いでしょう。
いずれにしろ、1枚ドローでポットに参加する場合は必ずレイズ、リレイズします。

2枚ドロー
ファーストドローでは、ほとんど2枚ドローになります。
その内、ストレートにならない形ならベット・レイズし、ポジションがあるならリレイズもします。
相手が一人で、さらにポジションがあれば、今後のアクションが楽になります。

234vs237
この二つのハンドのどちらが優れているのかは、良く議論の的となります。
私としては、どちらも大差なく、同じ様にプレイ出来ると思います。
しかし、237vs234で多くのシミュレーションをした結果、237は234より1%勝率が勝りました。
では237がベストハンドかと言うとそうではありません。
234は237以外のハンドに対しては、237よりも高い勝率があるのです。
234が237とぶつかる事はそれ程多くありませんが、その時でさえ私は234の方が良いと思います。
なぜなら、お互いが同じ7ハイや8ハイを完成させた時に234は必ず勝つ事が出来るからです。
例えば234が8ハイとなった場合、8-7となるのは23478の場合だけですが、237では
23478、23578、23678の4種類があります。
237は最初に8を引いてしまうと、難しい選択を迫られます。つまり2378から8を捨てて7ハイを目指すか、それとも8ハイのままにするかです。
一方2348なら、もちろん8は残します。

6に注意
6の含まれたスターティングハンドには4種類あります。
ほとんどの場合でプレイして行って良いのですが、これらのハンドではナッツを作る事は出来ません。
236、246、256、267
最初の3種類はストレートが出来てしまう形になり易いのが悩みの種です。
これらはプレイ出来る場面も多いのですが、前に多くのアクションがあった場合(例えばタイトなプレイヤーがレイズしている等)はフォールドした方が良いでしょう。
8ハイドローで良いものは、ナンバー5(23458)を作れるものです。
すなわち238、248、258になります。ここでも6には注意が必要です。
8-6はショウダウンで負ける事が多いです。アーリーポジションからは6の入ったハンドはフォールドした方が良いでしょう。
ただしレイトポジションや、ブラインドを守る時には参加しても良いでしょう。
ブラインドでのプレイは後述します。

トラブルハンド
これらのハンドはブラインドのスティールやディフェンスの時にだけ参加します。
347、357、367、457、348、358
これらはトラブルハンド、あるいはクズハンドです。
これらのハンドをプレイしても、すぐにストレートや悪い8ハイになってしまいます。
手が良くなるカードを引けなかった時は、すぐにマックすべきです。
もちろんそれはキーカードである2です。
基本的には2が引ける事を期待してはいけません。2は既にそこにあるべきなのです。

3枚ドロー
3枚ドローに行くのは、BTNからブラインドをスチールする時と、ブラインドをディフェンスする時だけです。
そして残りの2枚のカードは23、24、25、27でなくてはなりません。
26は入っていません。
あなたはすでに3枚ドローを行おうとしているのです。これ以上トラブルを増やしてはいけません。
3枚ドローはBBで、もう1betで参加出来る時は正当化されます。
そしてBTNで他に誰も参加者がいない時はスチールを試みてもいいでしょう。

4枚ドロー、5枚ドローはフォールドします。

ブラインドでのプレイ
ブラインドではとても良いポットオッズが与えられるため、悪いハンドでも参加したくなります。
しかし、悪いスターティングハンドで参加する事は、バンクロールに悪影響を与えます。
悪いスターティングハンドでプレイすると、後に難しい判断を迫られます。
例えば456です。この手で奇跡的に27や28を引いたとします、しかしそれでもなおハッキリしない手にしかならないのです。
こんなハンドはマックして、頭痛からあなたを守りましょう。
ブラインドでのプレイでスターティングハンドに加えて良いのは、
良い形の3枚ドロー(23、24、25、27)と8ハイの2ドロー(348、358)です。
そしてポットオッズが非常に良い時は2のない7ハイドローもプレイ出来ます。(347、357、367、457)
悪い形の場合は出来るだけ、安くドローすべきです。
レイズにはコールし、前にリレイズがあった場合はフォールドします。
ブラインドで1枚ドローなどの良いハンドが入った場合、レイトポジションからのレイズにはリレイズします。

SBvsBB
SBで誰も参加者がいない時、調子に乗ってブラインドをスチールしに行ってはいけません。
あなたにはポジションがないので、実際はBTNの時よりタイトに行かなくてはならないのです。
2の入った3カードドロー(23、24、25、27)はプレイ出来ますが、BBがルーズアグレッシブなプレイヤーの時はリンプします。
保守的なプレイヤーならレイズします。
ただしSBと言うのは一番最初にアクションしなければならない不利なポジションだと言う事を忘れないで下さい。
他に参加者がいた場合はタイトなスターティングハンドを厳守しましょう。

BBで相手がSB一人の時は、かなり悪いハンドでも参加出来ます。
この時は3枚ドローの34でもプレイ可能です。
あなたにはポジションがあり、3:1のオッズがあるので、ナッツが引ける可能性のあるハンドなら何でも参加出来るのです。

レイズに対してのプレイ
BTNにいて前にレイズがあった場合、リレイズしてヘッズアップに持ち込みましょう。
234、237や1枚ドロー、パットハンドなどは全てリレイズ出来ます。
もしハンドが3bet出来ないものだったらフォールドしましょう。
238はBTNからレイズして行くには良いハンドですが、レイズにコール出来る強さはありません。

1stドロー後のプレイに続きます→コチラ


posted by 桃太郎侍 at 16:22| Comment(0) | 2-7TD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2-7TD】1stドロー後のプレイ【SuperSystem2】

ファーストドロー後のプレイ

ドローの後のアクションは、基本的にハンドが改善したらbet・レイズし、
そうでない時はチェック・フォールドします。
ただし相手と自分のハンドによっても変わって来ます。
例えば自分が2347で相手が2枚ドローした場合などは、ハンドが改善したかどうかに関わらずbetして行きます。

ドローをミスした場合
ドローをミスした場合のアクションはポジションと相手のドロー枚数によって変わります。
あなたが1枚ドローで、相手が2枚ドローなら常にbetして行きます。
自分のドロー枚数が相手より少ない時は大抵betして構いませんが、例外もあります。
例えば、あなたが2枚ドローで発展せず、3枚ドローの相手が2人いる時などはチェックしましょう。

ポジションがなく、ドロー枚数が同じだった場合はハンドが改善したらbet、そうでないならチェックします。
例えばSBで2567だったとします。
レイトポジションのプレイヤーがレイズしたのでリレイズしました。
あなたは1枚ドローし、相手も1枚ドローでした。
この時、カードが引けなかったのにも関わらずbetするのは馬鹿げています。
betしても相手を降ろす事は出来ませんし、もし相手が引けていたらレイズして来るでしょう。
この場合の最善は、マージナルなハンドで1betを獲得する事で、最悪は勝ち目のないハンドで2betを失う事です。

2枚ドローでマルチウェイの時は、ハンドが発展してもしてなくてもコールします。
何故ならポットはもうすでに十分大きいからです。
ただし相手が二人とも1ドローだったり、一人がパットだった時などはコールしない方が良いでしょう。
コールした後でレイズが来た時に、次のドローのために大きなコストを支払わなければならなくなります。

ハンドが改善した場合
この場合はアグレッシブにプレイします。
マルチウェイでは、なるべく参加者を減らす様に務めますが、
ヘッズアップになった場合はそれ程アグレッシブでなくとも構いません。

例えば、あなたはUTG247でレイズ、BTNがコールし、さらにBBがリレイズしました。
BBは1枚ドロー、あなたとBTNは2枚ドローです。
ドローの結果、あなたのハンドは2457になりました。
BBはbet。
さてこの時、レイズした方が良いのでしょうか、それともコールでしょうか?

正解はレイズです。
あなたのハンドはパットには負けていますが、ナッツへのドローもあります。
しかしそれよりも重要なのは、BTNを降ろすためにプレッシャーをかける事なのです。
ここであなたがコールしてしまうと、BTNは2枚ドローでも十分なポットオッズを与えてしまいます。
一方ヘッズアップだった場合、BBのbetにレイズしても構いませんが、コールした方がベターです。

8を引いたらどうするか?
237から8を引いた場合、とても難しい判断を迫られます。
それが難しいのは、相手の人数や、ポジションなどによって答えが変わって来るからです。
まず参加人数が多い場合は8を切ってナッツを引きに行きます。
8を残しても、86、85や7ハイに負ける事が多いからです。
相手が一人の時は基本8を残しますが、相手のドロー枚数とポジションによって変わります。
まず相手のドロー枚数が2枚、3枚の時は8を残します。
ポジションがない時はなるべくナッツを引きに行った方が良いでしょう。

ディスカード
234KQと23434はどちらも234のドローですが、23434の方が強いと言えます。
何故なら相手が34を必要としていた場合、ドロー出来る可能性が減るからです。
そして自分にとっても、ペアとなる確率が減る事になります。
23434がドロー後に2348となった場合は8をキープしても良いでしょう。

ファーストドローで8ハイが出来た時
ファーストドロー後に8ハイが出来ても状況によってはそれを崩して行かなくてはならない事もあります。
例えば23678が出来た時、前の相手はパットしたとします。
果たして彼は9ハイでパットするでしょうか?
また876よりも悪い8ハイでパットするでしょうか?
この様な場合は8を切って7ハイを目指さなくてはなりません。

2ndドロー後のプレイに続きます→コチラ


posted by 桃太郎侍 at 16:06| Comment(0) | 2-7TD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2-7TD】3rdドロー後のプレイ【SuperSystem2】

リバーでのプレイ
リバーではトリッキーなプレイをする必要はありません。
ポットはすでに十分大きくなっていますし、ブラフするのは難しいからです。
2-7TDでのブラフはもっと前の段階で行なうものです。

2ndドロー時に二人とも1枚ドローだった時

この時ブラフは無意味です。ブラフしてもほとんどコールされるでしょう。
例えばQ、K、Aハイなどでブラフするのは間違いです。
あなたが負けているハンドにしかコールされませんし、
ペアなどには別にブラフしなくとも勝っているからです。
また22などでもブラフはしません。お互いがペアだとしたら勝てる可能性があります。
ブラフするのはビッグペアの様に、そのままでは確実に負けているハンドで行います。
ただしこれが有効なのは、相手にもペアが出来ている時だけです。
しかし私は以前66でブラフにコールしていたのを見たことがあります!
リバーはバリューbetの場であり、ブラフする場ではないのです。

一方で自分のハンドがJハイ以上なら、betにはコールします。
Qハイ〜22までも、多くの場合はコールします。
先にbetする場合もJハイ以上が出来たならバリューbetすべきです。
前述した様に、Jはすべてのドローより勝っているからです。
ただしこの時はレイズされる事があります。相手にもよりますが、
レイズされた場合は恐らく8ハイ以上が出来ているでしょう。

相手がパット、自分が1ドローだった時(ポジションなし)

例えば2357から4、6、8、9などを引いた時はチェックレイズを仕掛けたい所です。
相手のアグレッションにもよりますが、9やTでもbetするような相手ならチェックしてbetさせましょう。
シンプルに行くなら、初めからbetして弱いハンドにコールしてもらい、
強いハンドにレイズされない事を期待します。

一方、この時はブラフが有効になる事もあります。
例えば77になってしまった時にbetするのです。
まともに考えれば、パットに対してbetすると言う事は、何か強いハンドを完成させたのだと思うでしょう。
するとJやT、場合によっては9ハイなどを降ろせるかも知れません。
ただし相手が1回目のドロー後にパットしたならブラフしてはいけません。
この時は恐らく8ハイ以上のハンドが出来ていると考えられます。

相手がパット、自分が1ドローだった時(ポジション有り)

ポジションがあれば、より多くの情報を得る事が出来ます。
相手がチェックしたなら、恐らくはTハイ以下のハンドでしょう。
この時、8ハイ(相手によっては9ハイでも)以上ならバリューbetします。
ただし、相手がチェックレイズして来る事もあります。
特に相手が早い段階でパットしていた場合は、チェックレイズや
あなたのブラフを待ち構えている可能性があります。
例えば25678は早い段階でパットした相手にはbet出来ませんが、3rdでパットした相手にはbet出来ます。
先に相手がbetして来た時は86以下のハンドならコールし、それ以上ならレイズします。

相手1ドロー、あなたがパット(OOP)の場合

9、T、Jハイではチェックします。
また弱い8ハイでもチェックした方が良いでしょう。
相手がbetして来た場合、こちらより強い手を完成させている可能性は高いですが、
すべてクライングコールします。
また7ハイが完成している時に、あえてチェックするのも悪くありません。チェックする事で8ハイの相手からのbetを誘いチェックレイズするのです。
しかし普通にプレイするなら7ハイはバリューbetして行きます。

相手1ドロー、あなたがパット(IP)の場合

あなたがファーストドロー後に弱い8ハイ(87642等)をパットした場合、
相手がチェックしたならこちらもチェックします。
ここで何も考えずにbetしてはいけません。
相手もあなたが8ハイ以上だと言う事は分かっています。
ここでbetしても、8ハイ以上のハンドにしかコールされません。
そしてさらに強いハンドにチェックレイズされる危険もあります。

もしあなたがセカンドドロー後に8ハイを完成させてパットしたならbetしても構いません。
この場合はあなたのハンドには〜Jハイの可能性があるので、
相手も9、Tハイなどでコールしてくれる可能性があります。

リバーでのレイズ

リバーで5betまでするのは、ナッツか764(ナンバー2)の時だけです。
ほとんどのプレイヤーは8ではリレイズしません。
ちゃんとしたプレイヤーなら7ハイでも24567ではコールするでしょう。

Snowing

例1:例えば22223の様なハンドが配られた時にはフォールドする以外に、
222をチェンジする、ブラフすると言った選択肢もあります。
2がない以上、相手は8ハイまでしか作れず、強いプレッシャーを与える事が出来ます。

私が以前ガスハンセンと1500/3000$をプレイした時の事です。
私は2227Qからこのsnowingを仕掛けました。
所が残念ながらガスは、3rdドローまで降りてくれずにパットしたのです。
そこで私は、恥ずかしながら3枚をドローしました。
ところがなんとそこで私は345を引いてナッツになったのです!
もちろんガスがその後で、面白くない目にあったのは言うまでもありません。
この話のポイントは、ブラフに失敗して相手がパットしたら、ブラフを続けてはならないと言う事です。

例2:セカンドドロー後に相手がチェックしました。あなたのハンドは33457です。
相手はチェックしたので、恐らくまだパットではないと考えます。
この時betし、そしてパットしたなら相手はあなたが8ハイ以上を完成させたと思うでしょう。
3rdドロー後に再びbetすれば、恐らくJハイ以下のハンドはフォールドするはずです。

例3:セカンドドローで相手は1枚ドロー、あなたは237の2枚ドローでした。
ドロー枚数が上回っているので、恐らく相手はbetして来ます。
ところがあなたの引いたカードは22でした。
この時、普通にコールして2枚ドローしたのでは不利です。
しかしここでレイズして、ラストドローをパットするのはどうでしょう?
もし相手がドローしたら、ブラフパットしてbetします。
もし相手がドローをミスしたり、弱いハンドならフォールドするでしょう。
しかし相手がパットだったら、その時は2枚をドローしに行って、ラッキーが起きるのを期待します。


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これで本文は終わりです。
なおこれはあくまで意訳で、拙者の解釈によっては
間違っている可能性が多々あります。


posted by 桃太郎侍 at 15:04| Comment(0) | 2-7TD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする